台風15号による停電と太陽光発電所への影響について(まとめ)
ども。サンサントです。
最近、ネタに乏しく久しぶりの更新になってしまいました。
さて、掲題の件ですが、サンサントは台風15号の影響で自宅が停電し(物理的被害は免れました)稼働している発電所のうち、2基が売電停止となっています。それらの影響をまとめましたので、ご参考になれば幸いです。
1.自宅への影響
停電しているので、水道以外の全てが使えなくなりました。
他方、屋根の上の太陽光パネル(3kw)で日中は電気を賄うことができ、発電所メンテナンス用に買ってお蔵入りしていた50mコードリールを使って、
・自宅内でパワコンから冷蔵庫周辺まで電源を伸ばせたこと
・キャンプ用に買っていたバッテリー120000kwhで日没後5時間程度、冷蔵庫の電源を確保できたこと
・鍋用にあったカセットコンロでちょっとした調理はできた
それらのおかげで、食事に関してはなんとか凌ぐことができました。ちなみに、日中に保冷剤を冷凍庫に入れ、凍らせて夜間に冷蔵庫に入れることで朝起きた時点では冷蔵庫の中の低温はキープできていました。惜しむらくは、先日、ふるさと納税の返礼品が冷凍便で届いており、それらが解凍されてしまいました。一部は調理して食べられましたが、5kg一度には食えませんので、一部廃棄となりました。
他方、エアコンは冷蔵庫を優先したため、全く動かすことができなかったのでひたすら我慢しました。 が、停電時の猛暑日ってなんかの罰ゲームなのでしょうか・・・・(T_T)
もう1つぐらい長めの延長コードがあればエアコンも昼間は動かせたかもしれません。なお、お昼頃のカンカン照りのタイミングでは、洗濯機も回すことができましたこともお伝えしておきます。自宅周辺のコインランドリーが激混みしていましたので、大変ありがたかったですね。
2.発電所への影響
現時点では発電所を現認できていないので、なんとも言えませんが発電所が無事だった場合には、パワコンへの給電が停止したため、売電ができていない状況になると思います。
サンサントは、こういう場合に備えて保険に加入しており、動産保険・賠償責任保険・休業補償保険の3セットに加入しています。よって今回は収入・利益に関する保険を利用して売電ができない期間を賄うことができると考えていました・・・・
しかし、収入に関する保険については、不慮の事故や天災によって(加害者が明らかではないことがポイント)売電が停止したことが肝であるため、”東京電力の電力供給が途絶えたことによる売電停止”は加害者は東京電力という扱いになるので、保険ではなく東京電力側に請求をするというのが本来のフローになってしまいます。そうすると、電気の需給契約で適用された約款に基づき処理される事になり・・・・ということで皆さんお察し頂けたと思いますが、一切補填されないことになります。電車が遅延しても何も払い戻されないアレと一緒ですね。今後のこういうリスクについて、どうするべきかちょっと考えものですね。
(10/29追記)
保険金ですが、保険会社との交渉によって風災として保険金求償することができました。まぁそうですよね。ただ、日毎に日照によって売電量が異なる設備の被害認定については、非常に曖昧というか「被害認定額がはっきりしない」状況であるため、また保険求償の事案がまとまりましたら、レポート致します。
なお、諸事情あるのは理解できますが昨日17時時点で昨日中に復旧するとアナウンスしておきながら、結局10日には復旧されなかったのですが、どういう復旧計画を立てていたのか、ちゃんと現状把握ができていたのか疑問に感じられます。
私は、アナウンスをそんなに信じてなかったのですが、信じて避難等の行動計画を立てている人もいると思いますので、そこらへんは適切にしていただきたいものです。停電を1日我慢してねって話と、1週間我慢してって話はリアクションがだいぶ異なってくると思いますので。